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[報告] ちょっぴりこわい夏のおはなし会

2023年8月6日(日)江東区総合区民センター 6階和室にて、林家きなこの「ちょっぴりこわい夏のおはなし会」を鑑賞しました。


江戸川子ども劇場にて、過去2回の落語会を開催いただいた林家きなこさん。

 ※その時の様子はこちら(第1回第2回)を参照ください。


そんなきなこさんのおはなし会が、お隣の 江東こども劇場 にて開催されると聞き、「お出かけ鑑賞会」と題して、会員の希望者を募って参加しました。


一席目は「粗忽長屋」。

浅草寺で行き倒れた死体を見て、「こいつは俺の知り合いで、うっかり死んだことに気付いてないから、本人を呼んでくる」と、そそっかしい人が、そそっかしい人をもう一人連れて来ちゃう古典落語です。

子どもたちは、人混みの股ぐらをくぐり抜けるシーンとかが面白かったようで、「こういうところで笑うのね!」と、反応を見ながら楽しみました。

子どもたちの想像力も、きなこさんの表現力も、ともに素晴らしい!


二席目は「うさぎのおいしい食べ方」。

代表作「あらしのよるに」など、国内で670以上の作品を発表されている絵本・童話作家、きむらゆういち さんの作品を、きなこさんが落語風にアレンジされました。

オオカミに食べられそうになったうさぎが、「最期に食べられるなら、もっと私を太らせてから、美味しそうな私を食べて欲しい」と提案し、オオカミがうさぎに翻弄されるお話。

聞いていて、お話自体がとても落語向きなんだなと思いました。子どもたちもたくさん笑っていたし、きなこさんの目の付け所がスゴい!

きなこさんからきむらゆういちさんへ使用許可をお願いしたところ、「落語のようにアレンジしてお話しされるなら大変興味深いから、観に行きたいです」と関心を持たれ、当日会場へお越しになっていました。


最後は、安房直子さん作「きつねの窓」の朗読です。

小学校の国語の教科書にも掲載されている絵本を、高座の前に立ち、表現豊かに朗読されていました。情景がまさに目に浮かび、子どもたちもしっかり最後まで聴き入っていました。


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