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[報告] チャハハ丸とへへへ丸/糸による奇妙な夜

更新日:2023年6月21日

2023年5月21日(日)グリーンパレスにて、人形劇団ココンによる2つの人形劇を鑑賞しました。

奈良県からお越しいただいたのは、人形劇団ココン 代表、山田俊彦さんです。


【チャハハ丸とへへへ丸】

山田さんが舞台の前に登場し、まずはご挨拶。一人で行なう糸あやつり人形の劇であることを説明します。一人だと寂しいので、舞台裏に居るお友だちのクッキーを連れてきます。さらに、クッキーがお友だちのチュータを連れてきて、腹話術による3人での会話が始まります。まるで関西の漫才を見ているような3人の掛け合いに、子どもたちの笑いが絶えませんでした。


「チャハハ丸とヘヘヘ丸」では、舞台を使って、山田さんがお一人で、4体の糸あやつり人形を操演します。

ウシガエルが現れると、怖がる子どもがチラホラ。でも、へー助が教わった通りに呪文を唱えられず、それをウシガエルがまばたきしながらツッコミ続ける辺りから、まるで落語のような展開になり、また笑いが止まらない状態になりました。


終演後、チュータとクッキーも一緒に出てきてご挨拶。皆で記念撮影をしました。

その後も、子どもたちがチュータとクッキーを間近で観察したり、一緒に写真を撮ったりと大人気ぶりで、昼の部は賑やかに終わりました。


参加者アンケートより

  • とくにさいしょのはなのやつがおもしろかったです。

  • とてもおもしろかったので、たくさんわらわせていただきました。

  • 子どもも大人もたのしめました。また見たいと思いました。



【糸による奇妙な夜】

夜の部は、本当に同じ人が作った作品なのかと疑いたくなるほど、雰囲気がガラッと変わります。会場は真っ暗な夜を作り出し、山田さんも全身黒い服に、黒の帽子をかぶります。山田さんは舞台の上に立ち、客先から見える状態で操演します。

照明を頼りに、6つの技巧的な短編作品がオムニバスで綴られました。


1. 生誕の夜

2. 8つのシカク

3. ぼくってなに?

4. シカクの枠

5. 大きくなりすぎたぺぺちゃん

6. まわるカタチ


最初の「生誕の夜」は、二人の赤ちゃんが、フラメンコを踊ります。「これを糸あやつり人形で、しかも両手で表現してるんだ!」ということに、とにかく驚きでした。

ぺぺちゃんはシュールなお話。

最後の「まわるカタチ」とアンコールは、点滅するストロボを使った作品でした。

糸あやつり人形・照明・音楽・ストーリー・世界観が見事で、芸術性の高い作品群に酔いしれた夜でした。


終演後は、お客さんからの質問にお答えいただきました。操演の解説や、人形作りの苦労について、お話いただきました。たばこの煙が出る仕掛けは、これまた驚きの工夫でした。


夜の部も、最後に皆で記念撮影をしました。


参加者アンケートより

  • 色んな仕掛けがすごかった

  • おばあさんのいぶくろの中身がどうなっているのかふしぎになりました。

  • とっても楽しかったです。また観劇できますように。

  • 楽しく、フシギでシュールです。

  • スタッフさんも会場もすてきでした。公演も面白かったです。

  • CGの時代にアナログのすごいものを観たな、と新鮮でした。母は「8つのシカク」、娘(小5)は「まわるカタチ」のストロボがよかったです。

  • おとなむけのお芝居でした。こういうのもいいですね!

  • 一人でこんなにできるなんて! おばあさんのタップダンスのシーンは、ほこらしげな顔に見え、人形なのにこんなにも豊かに表情が変わるのか、と感動しました!

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