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[報告] 人形劇の舞台でPLAY!PALY!あ・そ・ぼ!

  • 広報
  • 5月2日
  • 読了時間: 3分

2025年2月24日(月・祝)東葛西コミュニティ会館にて、人形劇団ひぽぽたあむによる「人形劇の舞台でPLAY! PLAY! あ・そ・ぼ!」を開催しました。


今回のイベントは20名限定、人形劇の鑑賞と、その舞台セットで実際に遊べるワークショップを組み合わせた、とてもユニークな体験型企画でした。

人形が子どもたちに話しかけると、子どもたちは普通に会話するのね。
人形が子どもたちに話しかけると、子どもたちは普通に会話するのね。

■まずは舞台の世界に入り込もう!

最初は人形劇「ふたりのおはなし」から「はる」と「ふゆ」、さらに「とりかえっこ」という作品を鑑賞し、子どもたち自身が舞台の世界に入り込みました。劇中、人形が子どもたちへ話しかけると、子どもたちもごく自然に会話を返し、そのやり取りを見ている大人たちも笑顔に。山や家が突然現れたり、おにぎりが転げたり、そんな出来事一つひとつにも子どもらしい反応で盛り上がりました。

双方向のやり取りが成立するのは、「見る人の想像力」によって、人形たちの命が創造されているということ。さらに、「黙って鑑賞しましょうね」と制止されることなく、「それに応えてもいいんだ」という、心理的安全性が担保された環境を、子どもたちが感じ取っているからだと思います。

「人形劇団ひぽぽたあむ」出演者によるご挨拶。
「人形劇団ひぽぽたあむ」出演者によるご挨拶。

■舞台の中で「遊ぶ」が主役に!

鑑賞後はいよいよワークショップ。みんなが気になっている、舞台の裏側へ。舞台の中を恐る恐る覗いてみると、楽しそうなモノがたくさん!

子どもたちは思い思いに遊び始めます。人形を動かしたり、小道具でおままごとしたり、家の扉を通ってみたり、鑑賞した劇の再現に挑戦したり。「遊びたい!」、その気持ちのまま、子どもたちは夢中であっという間に舞台の住人になっていました。

舞台の裏側は、遊びの宝庫!
舞台の裏側は、遊びの宝庫!

■「やってみたい!」を実現できる大切な時間

扱いに慣れていない子が小道具を壊してしまっても、スタッフがその場ですぐ修理!安心してどんどんチャレンジできる空間でした。

あれもダメ、これもダメ、と制約の多い現代ですが、この日は"大人も子どもも一緒に"「やってみたい!」が叶う、心から贅沢な時間でした。参加者の方からは「こうした経験こそ、今の時代に本当に貴重だと感じました」と、嬉しい感想もいただきました。

名残惜しくなったのか、最後の撤収までお手伝してくれた子も居ました。

思い思いに物語を作って遊んでいます!
思い思いに物語を作って遊んでいます!

■参加者アンケートより

  • すごくすごくすごくすごくすごくたのしかったです。おにんぎょうげきはだいすきです。(6歳)

  • とてもよい体験をさせていただきました。普段あれをしちゃダメ、これをしちゃダメと制限を加えてしまいますが、自由にさわって試せてとてもという環境を用意してくださって大変有意義に過ごせました。良い機会をありがとうございました!(年中親子)



■アフタートーク「今こそアートの力を」

イベント終了後、出演者の皆さまと意見交換会。永野むつみさんはじめ皆さん、新しいことに次々とチャレンジされていて、良い刺激をたくさんいただきました。

今の時代、人形劇を観て、「ロボット人形が勝手に動いてる」と思う子が居るとのこと。このような遊びやワークショップも絡めて、多角的にアートへアプローチすることの重要性を、益々感じました。

今後も「観るだけで終わらず、五感で体験できるアートあそび」を組み合わせて、子どもも大人も一緒に楽しめる工夫を凝らしたイベントを企画できればと思います。どうぞご期待ください!

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