2023年2月15日(水)西小岩幼稚園のまつ組(年長クラス)にて、「ふれあいこどもまつり」アウトリーチ企画として、劇団風の子 の大澗弘幸さんによる「コマ・けん玉・お手玉の伝承遊びパフォーマンス」を開催しました。
大澗さんの自己紹介の後、最初はアイスブレイクの遊びから。
「体育座りに名前を付けよう」と案を募り、「おにぎり」という名前と、「ギュッ」という膝を抱える動きと効果音が決定。あぐら、正座、人魚にも次々と名前と効果音を決めていき、その名前を言ったら素早くその座り方になる遊びに発展。面白いアイデアがいっぱい出てくるし、人魚は「おえっ!」って言わなきゃだから大笑いで、最初から子どもたちのエンジンは全開に。
次は「さんぽ」を歌いながら、途中で色々な動物と出会います。その動物たちと出会った時に、どんな行動をするのか。これまたたくさんのアイデアが出てきて、それを大澗さんが丁寧に拾い上げて、皆でやってみます。写真は蛇に出会って、持ち上げて真っ二つにしてるところです(笑)
色鬼では、最初は1つの色だったのが、2つの色を同時に探すようになり、やがては「ふわふわ」のような形容詞に。「鬼さん、鬼さん、何色ですか?」と訊く時の子どもたちは、飛び跳ねるほど楽しそう。「しわしわ」と言われて、子どもたちが一斉に担任の先生に目が向いたのは内緒です(笑)
リーダー探しでは、最初はすぐに見つかっちゃうのだけど、徐々にルールを理解していき、どうすればリーダーが見つからなくなるのかを考え、一致団結していく様子が興味深かったです。
場が十分に温まったところで、まずはお手玉から。1個を真上に投げて、キャッチします。真上に投げるのも、キャッチするのも、最初は難しいけど、すぐにコツを掴んできます。できる子は、投げている間に手拍子を1回、2回と増やしていきます。
次はお手玉を2個持って、同時に投げて、それぞれ反対の手でキャッチ。これは大人でも難易度高いです。今度はペアになって、4個のお手玉を頭の上に積みます。さらに4人のグループになって、8個積みに挑戦!
続いて、紙コップけん玉。紙コップとアルミホイルの玉を糸でつなぎ、テープで止めたものです。玉を持ち上げて紙コップに入れたいのですが、コツは膝を上手く使うこと。玉を真っ直ぐ上げられるようになり、成功率が高まります。紙コップに入るようになったら、紙コップを逆さまに持って、今度はコップのお尻に乗せてみます。バランスを取らないとすぐに落ちちゃうので、難易度が上がります。紙コップけん玉ができるようになると、けん玉への移行がスムーズになるそうです。
そして、コマ回し。まつ組ではクリスマスプレゼントにサンタさんからコマをもらったそうで、自分のコマを使って練習します。コマを入れる巾着袋も、それぞれ可愛いです。
糸を巻くのが苦手な子も、糸を巻いてあげると、投げれば回せるから凄いです。もちろん、自分で巻いて回せる子もあちこちに。みんなとても根気よく練習していました。きっと、普段からコマには親しんでいるのでしょう。私は回せないので、現在自宅で練習中です。
最後は、大澗さんのパフォーマンスショー!
4つでのお手玉、コマの手乗せと綱渡り、けん玉の「飛行機・ふりけん・世界一周・灯台」を見せていただき、子どもたちも驚きでした。
年長さんたちの卒園前に、楽しい思い出ができたことと思います。
劇団 風の子 さん、楽しい時間を提供くださり、どうもありがとうございました!
「ふれあいこどもまつり」では、劇団 風の子 の公演が2つあります。
こちらもぜひ!
【とかとか】
日時:2023年2月26日(日)11:00~11:45
場所:ひの煉瓦ホール(日野市民会館)小ホール
料金:2,000円(全席自由)
対象年齢:0~8歳
申込:こちらから。
【ないしょないしょのしっぽがぽん】
日時:2023年3月4日(土)14:30~15:20
場所:多摩市立関戸公民館 ヴィータホール
料金:2,000円(全席自由)
対象年齢:3歳~小学2年生
申込:こちらから。
江戸川子ども劇場では、江戸川区内の子どもたちと芸術家のコーディネートを行ない、子どもたちの豊かな創造力・想像力や思考力、コミュニケーション能力などを養うとともに、優れた文化芸術の創造につなげる活動を行なっています。
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