2022年1月15日(土)東部区民館 ホールにて、日本フィルハーモニー交響楽団の弦楽四重奏による「0歳からのコンサート」を開催し、約80名の親子にご参加いただきました。
「赤ちゃんや小さなお子さんを連れて、気兼ねなくコンサートを楽しめたらいいね!」と始めた「0歳からのコンサート」は、毎年様々なジャンルからゲストをお招きしてコンサートを企画し、今年で11回目を迎えました。
今回ご出演いただいたのは、日本フィル弦楽四重奏団です。
ヴァイオリン 佐藤 駿一郎(さとう しゅんいちろう)さん
ヴァイオリン 豊田 早織(とよだ さおり)さん
ヴィオラ 高橋 智史(たかはし さとし)さん
チェロ 山田 智樹(やまだ ともき)さん
前方は絨毯を敷いて、親子一緒に座って鑑賞できるよう、客席を設営しています。
オープニングは「マリオブラザーズ」の曲から。というと、筆者の年代がバレますね。猫バスはチェロによるベースラインの疾走感がとても心地よく、その上をヴァイオリンのメロディーが優雅に流れます。弦楽四重奏の紅蓮華は、これまたカッコイイ!
途中のMCでは楽器紹介をしていただき、アンコールでは手拍子とともに、華やかに終わりました。
途中で眠くなってちょっとグズっていた子も、客席を歩き回っていた子も、きれいなメロディーに思わず体を揺らしたり、親子で一緒に手拍子したり。音楽って不思議な力がありますね。
プログラム
アイネ・クライネ・ナハトムジークより第1楽章/モーツァルト
子守唄/ブラームス
《となりのトトロ》より〈猫バス〉、〈さんぽ〉/久石譲
《千と千尋の神隠し》より〈いつも何度でも〉/久石譲
《鬼滅の刃》より〈炎〉~〈紅蓮華〉
愛の喜び/クライスラー
(アンコール)ラデツキー行進曲/ヨハン・シュトラウス1世
終演後、出演者と会員の方々で記念撮影。素敵な音楽を届けていただき、本当にどうもありがとうございました!
参加者アンケートより
初めて参加しました。娘(2歳)もうれしそうに楽しく手をたたいていました。また参加したいです。
小さい子供も聴けるクラシックコンサートはほぼないので、ありがたいです。子供の知っているジブリの曲も、生の演奏は素晴らしかったです。もっと聴きたかったです。
3歳の娘と鑑賞させて頂きましたが、親自身も人生初のカルテット生コンサートでした!
間近でのプロの方の演奏を聞けて素敵でした。
1曲の長さがちょうどよく、子どもにあったテンポでした。近くで音を感じて、楽しめました。
生の演奏を子どもたちに聴かせてあげられることができて良かったです。楽器をもっと近くで見たり、一緒に写真を撮れたりできたらと思いますが、コロナ禍だと難しいですね。
ジブリの知っている曲が聞けて楽しかったです。
はじめは反応のなかった小さい子たちがどんどん引きこまれて、手足が動き、踊り出していたのがとてもかわいらしかったです。やさしい音色に癒されました。
近距離で迫力の演奏でした。プロの演奏が身近で聞けて良かったです。
選曲も演奏もすばらしかったです!出演者の方と距離が近くて、ピチカートの迫力なども感じられ、千と千尋の曲のビオラ、チェロ、バイオリンと主旋律が交代するところもよかったです。
当コンサートは「第18回 子どもたちと芸術家の出あう街」のアウトリーチ企画として開催いたしました。今度は日本フィルハーモニー交響楽団の演奏を、お子さんと一緒に楽しむことができるコンサートです。オーケストラ演奏会の他に、芸術家と出あうワークショップも開催されます。チケットやワークショップ申込など、詳細はホームページを参照ください。
さぁ、音楽の海に出発しよう!音色やメロディーに、新発見や驚きを
日時:2022年3月29日(火)13:30 開場、14:30 開演
場所:東京芸術劇場 コンサートホール
指揮:横山奏
歌とお話:吉田仁美
プログラム:
ロッシーニ:『ウィリアム・テル』序曲より (抜粋)
ヘンデル:『水上の音楽』より「アラ・ホーンパイプ」
ラヴェル:『マ・メール・ロワ』より 第4曲「美女と野獣の対話」
ビゼー:歌劇『カルメン』より「アラゴネーズ」
アラン・メンケン:『リトル・マーメイド』より「パート・オブ・ユア・ワールド」
リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』より 第1楽章
料金:
S席:おとな 3,500円 こども 2,000円
A席:おとな 2,500円 こども 1,500円
(子どもは4歳~高校生。0~3歳児はご入場できません。)
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