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[報告] おはやし劇場「だだすこだんだん」

更新日:2023年11月27日

2023年10月1日(日)グリーンパレスにて、おはやし劇場「だだすこだんだん」を開催しました。

お越しいただいたのは ただじゅん(多田純也)さんです。

会場は幟が立ったり、すてきな手ぬぐいや着物の帯で飾られたり、すっかり和の雰囲気。桟敷席はいつもは絨毯なのですが、この日はござを敷きました。


開場すると、舞台に置かれた太鼓を気にしながら、子どもたちがござの上でお絵かきを始めます。すると、開演前からただじゅんさんも登場し、手遊びをしてくれました。

開演の直前、ただじゅんさんが用意していたバーランク(エイサーで使う太鼓)をお客さん全員に配って、太鼓の練習が始まります。スタッフたちは「本番中に子どもたちが太鼓で遊んじゃうのでは」と心配しましたが、そこは "ただじゅん" さん、ちゃんと計算済み。

本番中も「両耳を引っ張って、耳をおーきくして、よく聞いてけろ」とか、「目をおーきく開けて、しっかり見てけろ」と言うと、子どもたちは必ず両手を太鼓から離すのです。これが、子どもたちの心理を知り尽くしている "たたじゅん" さんのテクニックですね!


一度舞台袖に下がり、開演のご挨拶とともに、改めて登場します。

太鼓のお囃子があり、舞台上の手ぬぐいの絵柄や、着物の帯を説明してくれたり、お皿を回す福回しがあったり、おめでたい舞台が次々と続きます。皿回しでは、お客さんの期待に応じて、より大きなお皿を回してくれるとあって、最初はおとなしく見ていたお客さんたちのボルテージが、この辺りから上がってきたように感じます。

「地獄の一丁目」では、子どもたちがくすぐられたり、ツンツンされたり、一気に賑やかに。

津軽三味線では、遠野の方言でのむかしがたり。大きな頭の男が主人公で、彼の頭の上で畑ができたり、池ができて魚が泳いでいたり。話のスケールの大きさに、子どもたちも想像しながら笑っていました。落語の「あたまやま」にも似たお噺でした。


続いては、厄よけ厄祓いの獅子舞の登場!

とその前に、小さな獅子舞ちゃんが出てきて、子どもたちお話してくれます。「これから大きいの出てくるけど、みんな怖くない?」と前振りがあったおかげで、獅子舞が出てきても怖がって泣いて逃げ回る子は一人も居なくて、しっかり獅子舞に頭を噛んでもらいました。子どもが泣いてトラウマにならないよう、その工夫が素晴らしい!


最後は子どもたち全員が法被を着て、お父さん方が太鼓を叩き、輪になってお祭りの大団円に。子どもたちが集まって記念撮影をして、賑々しく、めでたい舞台がおひらきとなりました。


"ただじゅん" さんは、子どもたちの反応を見ながら「次は何をやろう」とその場で判断されているそうで、終演予定時間を30分ほど超えての公演となりました。それだけ盛り上がったということで、きっと楽しんでいただけたことと思います。

出演者は "ただじゅん" さんお一人ですが、この舞台を作り上げるために、楽器から何から全部持ってきてくださいました。全国を回られて公演されており、車の走行距離は34万kmを超えたそうです。


そんなすてきな "ただじゅん" さんと、再びお会いできるイベントを企画しました!

一般の方もご参加可能です。


「だだすこだんだん」事後交流会

【ただじゅんと遊ぶ会】


日時:2023年12月10日(日)11:00~12:00

場所グリーンパレス 2階 福寿(和室)

出演:ただじゅん(多田純也)

定員:35名

料金:無料


一般の方で参加をご希望される方は下記要領にて、メールでの事前申込をお願いいたします。

宛先:awagode@aol.com

件名:「ただじゅんと遊ぶ会」参加希望

本文:①参加者全員のお名前 ②お子さんの年齢 ③住所 ④電話番号


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