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[報告] 忍者、まちをはしる! in 西葛西 ふたたび!

更新日:2023年3月7日

2020年6月28日(日)、西葛西にて忍者修行を行ないました!


受付を終えたら、風呂敷を巻いて、忍者へ変身!

水分補給のための水筒と、手洗いのためのタオルを持って、道場へ向かいます。


道場では、「山・川・天・地・光」と忍者の合言葉を覚え、迫りくる長剣をしゃがんだり飛んだりしながらよけ、五感を澄まし、敵に見つからないよう何かに変身したり隠れたりする室内修行を行ないました。

さらに、受付で渡された暗号に従って仲間忍者を探し当て、仲間忍者とともに、渡された指令書に従い、尾行修行を開始します!


指令書には尾行すべき忍者の特徴が記されており、その忍者を探し出すところから始まります。尾行する忍者に見つからないよう隠れながら、かつ見失わないよう追跡し、尾行する忍者が落とす「手がかり」を入手する修行です。

尾行される忍者は、途中ベンチで休憩したり、急に来た道を戻ったり、すべり台に登ったり、公衆電話で電話をかけ始めたり、思いがけない行動をするので、尾行する側はドキドキです!


無事に尾行修行を終え、次は、街中に潜んでいる「道場主」を探し出す、「道場主を探せ!かわら版修行」です。尾行修行で入手した「手がかり」は、この道場主が居る場所を示したいたのです!

その人が道場主かどうかを確認するには、「今何時ですか?」と尋ねます。その人がもし道場主では無かったら、時間を教えてくれるので、「ありがとうございました!」とお礼を言って、他を探します。もしその人が道場主だったら、合言葉「いるぼうはいるぼう」と答えてくれるはずです。

道場主と出会えたら、出会えたことを証明するために、道場主がどんな人だったのかという特徴を「かわら版」に記します。交わせる言葉はたった一言。そのやりとりでの観察力も試されます。

さらに、街中には「黒忍者」が徘徊しています。黒忍者に見つかると、かわら版を没収され、次の修行へ進めません。黒忍者を見かけたら、道場での修行を活かして、何かに変身しなければ。

というわけで、道場主を探しに、小島団地商店街へ向かいます!

黒忍者を警戒しながら、手がかりを頼りに写真スタジオ、洋服屋、讃岐うどん屋、リサイクルショップ、インド雑貨屋、GUなど、お店を突撃します。黒忍者が現れたら、地蔵に変身したり、撮影中のYoutuberに変身したり。


道場主に出会えたら、どんな人だったのかをかわら版へ記し、とにかく黒忍者を警戒しながら、一路道場へ!


道場主に出会えたことを報告し、最後は大人vs子どもの旗取りちゃんばら修行!

新聞紙を丸めた剣を武器に相手陣地へ侵入し、相手の旗を先に取れば勝利となります。斬って良いのは膝から下のみ。斬られたらしゃがんで動けなくなりますが、味方の忍者がタッチすると復活できます。

第一回戦は、大勢で右から攻め、一人だけ左から回り込んで風呂敷を取るという大人げない作戦で大人忍者の勝利!これを受けて、子ども忍者たちがさらにヒットアップし、作戦を練ります。

第二回戦は、守備ではおとりの旗を仕込み、攻撃ではしゃがみながら前進することで、子ども忍者の勝利!

勝敗を決める第三回戦。総力戦の結果、子ども忍者の逆転勝利でした!本気で大喜び!


すべての修行を終えた証として、忍者頭からの巻物を受け取り、終了しました。

 忍とは 耐えることなり。

 忍とは 己に厳しきことなり。

 忍とは 他に優しきことなり。

 忍とは 常に技を磨くことなり。

 力は己のなかにある。


参加者アンケートより

  • 忍者修行、楽しかったです。また参加したいです。

  • ずっと楽しみにしていた忍者修行でした。親子ともに、とても楽しかったです。特に街中での追跡修行はドキドキ・ワクワク。子どもの顔も輝いていました。

  • 今年はあとをつける修行だったので、いつも以上に楽しかったです。

  • インドのお店には、ジュースやカレーがありました。お店の中に入ろうとしたら、急に黒忍者が居てびっくりしました!!!

  • 黒忍者に見つからないようにすることがドキドキして楽しかった。チャンバラの戦いが楽しかった。知らない街を探検しながらの忍者修行が楽しかった。



[報告] 大人だけの秘密の忍者修行 ~忍者修行の舞台裏~

午前中は、大人だけの秘密の忍者修行を行ないました。最初はウォーミングアップから。片手を前に突き出してパーを出し、もう片方の手はグーにして胸に当てます。この手をリズムに合わせて入れ替えるのですが、これはみんな出来ています。

じゃあ、パーとグーを入れ替えましょう!つまり、前に出している手をグー、胸に当てている手をパーにして、この手をリズムに合わせて入れ替えると、できない人が続出!頭では分かっているのに、手が追いつきません(笑)


次は、全員がお誕生日順に5秒で並び替わります。自分の誕生日を大声で伝えながら、見事達成!次のお題は、初恋の年齢順。これも5秒です。並び変わったところで、順に自己紹介。本日呼ばれたい名前と、初恋の年齢を言うはずなのに、初恋のエピソードを語り、初恋相手の名前を発表する方も!大勢で集まるのが久しぶりだから、喋るだけでもみんな楽しそうです。


今度は全員で輪になって手をつなぎ、ある人をスタートに左手をぎゅっと握ります。左側の人は右手を握られるので、そしたら左手を握ります。それがスタートの人に戻って来るまで、わずか2秒で1周できるか、挑戦です。スキップしちゃったり、止まっちゃったりしましたが、何とか3回目で達成!


次は、2つのグループに分かれて、輪になって内側を向き、ランダムに手をつなぎます。そして、先ほどと同じように、ある人をスタートに左手をぎゅっと握り、その人まで戻ってくるのを挑戦します。先ほどは円周に沿って順番に波が来るので予想ができていましたが、今度は波がどこにいるのか、いつ自分に来るのか、まったく見当がつきません。人が半分になったはずなのに、1周するのにかなりの時間がかかりましたが、無事達成!

1周つながっていることが分かったので、今度は手をつないだまま、きれいな輪になるようほどきます。どこが絡まっているのか分からず、手を跨いだり、くぐったり。1グループはほどけましたが、もう1グループは、1か所だけ切り離すことでほどくことができました。

次は、グループが輪になって内側を向き、全員で靴下を見ます。「1,2,3!」の掛け声で誰かを見て、お互い目が合ったら、喜びを表現して輪から抜ける、という遊びです。ペアが成立してハグして喜ぶ様は、まるでフィーリングカップルのようでした。


次は、ファッションショー鬼ごっこ。逃げる人はモデルとなり、ランウェイを歩くように逃げます。鬼はパパラッチとなり、モデルの写真を撮りながら追いかけます。鬼にタッチされると、モデルはポーズを取って止まらなければなりません。どのポーズの時に止めるかが、鬼の力量です。全員が捕まると、いろんなポーズのモデルたちが居るではありませんか!広報担当がリアルに写真に収めていますが、秘密の修行なので、写真は載せません(笑)


場が温まったところで、アフタフバーバンのキョンちゃんから、子どもたちの忍者修行の内容について説明を受けます。


今日やりたいこと

おもいっきりあそぼう!

一人一人が自分の感覚・感情をたっぷり動かせる

一人一人の感覚・感情がしっかり大切にされる

みんなでいるって楽しいね!を実感

人と力を合わせること、関わること、つながることで、おもしろさ・発見・可能性・力を実感できるように


説明を聞いた後、子どもたちが修行する時と同じ場所で、尾行修行を行ないました。見つからないよう身を隠すためには距離が必要なのですが、あまり距離を取り過ぎると、すぐに見失います。本番では、落とした手がかりを子どもたちが見つけないと、次の修行へ進めないので、尾行される側もちゃんと気配を感じていないということを学びました。ソーシャルディスタンスを逆手に取り、距離があってもお互いを感じていられるような、そんな遊びを生み出してくれたんだと感じました。


道場へ戻り、指令書を作成して、準備完了。今回、道場主としてご協力いただいた讃岐うどん屋さんのお弁当をいただき、子どもたちの到着を待ちます。


子どもたちの修行が終わった後、大人忍者で総括会を行ないました。チームの子どもたちや道場主、街の方々がどんな様子・反応だったのか、多角的に共有できました。修行を通して、一人一人が自分の内なる感覚・感情を動かし、楽しさを実感してくれたと信じています。


江戸川子ども劇場がこのプログラムにこだわっているのは、団体の理念を体現しているからだと感じます。

 ・生の文化芸術や遊びの体験を通じて育まれる感性は、「生きる土台」になると考えています。人と人が関わりあう事にこだわり、子どもと大人がともに育ち合える体験の場を、自分たちで作っています。


「忍者」という設定を借りて、街自体を遊び場にする。それを受けて入れてくれる街の懐の深さ、コロナ対策にご理解いただいて参加いただいた皆様、そしてアフタフバーバンの方々に、本当に感謝です。コロナ禍の今だからこそ、8年に渡る歴史を積み重ねてきた忍者修行を開催できて、大変嬉しく思います。


アフタフバーバンのブログにも、このイベントについて記載されています。

6月24日:いま。。。

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