2021年3月14日(日)タワーホール船堀 研修室 にて、タップダンスコメディユニット TAP DO! の主宰 ポケさん によるエキサイティングショーを、江戸川ジュニアミュージカルクラス スマイル の皆さんへお届けしました。
ポケさんが登場されると、「皆さん、元気ですか~!」とアントニオ猪木のような挨拶と、軽快な音楽とともに、タップダンスが始まります。靴底が奏でるリズムに驚きです。
曲が「ドリフの早口ことば」に変わり、「生麦 生米 生卵」を2回言った後、今度はタップダンスで早口言葉に挑戦。タップの音を聞くと、本当に「生麦 生米 生卵」に聞こえるんです!
さらに「蛙 ぴょこぴょこ 三ぴょこぴょこ 合わせて ぴょこぴょこ 六ぴょこぴょこ」にも挑戦。口で2回言えるのも凄いのに、タップの音もお見事!その時のダンスもぴょこぴょこでした。
子どもたちがドリフを知っているかはさておき、タップダンスとポケさんの魅力で、ステージにぐんぐん引きつけられていきます。
次は、ドラムのスティックのような棒を2本使って、バトンを浮かせます。そのバトンを縦方向に回転させ、さらに横方向に回転させます。
その巧みさに驚いたのに、今度は長いほうきを浮かせて、縦方向と横方向に回転。長さがあって、かつ重心が取りにくそうなのに、これまたお見事でした。
そして登場したのが、工事現場にあるパイロン。これはさらに難しそうなのに、左右から叩いていると、ちゃんと浮いてきました。くるくる回転すると、会場いっぱいの拍手に!
次はディアボロ。今回は残念ながら天井の低い会場だったのですが、それを逆手に「本当は30~40mまでコマが上がって、その間に一周回ってそれをキャッチするはずなのですが」と伏線を貼った後、「~まわり」で終わる言葉をコマを使って表現するので、それを当てるコーナーに。「見回り」に「立ち廻り」に「空回り」と、話芸が面白い!
難易度の高いキメの芸で失敗した時は、「なんじゃ、こりゃぁー!」と「太陽にほえろ」のジーパン刑事のパロディーが。すると、オリジナルを知る大人と、オリジナルを知る訳が無い子どもたちが大ウケ。さすが、幅広い年代の心を掴んでいきます。
またまた曲が変わり、名前を覚えて帰って欲しいと、「ポケちゃん」と書かれためくりが登場。箱を使った芸が進む中、曲の歌詞が「ポケちゃん」と聞こえる箇所があって、そこになると芸を止めて、リズムに合わせてめくりを指さすのが、とても面白かったです。
最後は「山崎ハコ」と名付けられた、顔が描かれた箱が現れます。これを投げ上げて一周回ってキャッチする大技が決まり、名残惜しい中、お開きとなりました。
アンケートより
ぜんぶたのしかった。(6歳)
ぼうでものを空中にうかばせているパフォーマンスがすごかったです。(7歳)
やまざきはこがおもしろかったです。(7歳)
おもしろかったし、ちょっとうれしくなりました。(8歳)
すごく面白く楽しいショーでした。(9歳)
タップダンスというのに触れ合う機会があまりなかったのでよかったです。(中学生)
タップダンスを見たのは始めてだったので、おもしろかったです。(高校生)
身近なものを使ったパフォーマンスおもしろかったです。「たちまわり」からの「からまわり」が笑えました。顔芸?!に目が離せなかったです。めちゃめちゃ笑いました。楽しいひとときをありがとうございました。
棒の芸ははじめてみました。すごかったです。
すごく笑顔になれました。
太陽にほえろ、山崎ハコ、懐かしくて泣けました。ポケさん面白い!!
とても面白かったです。山崎ハコとかジーパン刑事とか、わたし以外わかる人いるのかと思いましたが(笑)ウケてましたね。
本企画は「ふれあいこどもまつり」のアウトリーチとして開催しました。
江戸川子ども劇場では、芸術家と江戸川区の学校や施設をマッチングするコーディネート業務の一環として、アウトリーチの活動を支援しています。
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