2020年2月9日(日)江戸川区総合文化センター 研修室にて、第16回子どもたちと芸術家の出あう街 新日本フィルハーモニー交響楽団 メンバーがおくるオーボエとピアノのコンサートを主催しました。
ご出演いただいたのは、オーボエの浅間信慶さんと、ピアノの浅間佳世子さんです。
第一部「0歳からのコンサート」
親子合わせて100名近くのお客様にお越しいただきました。お子様も知っている曲目でプログラム構成されており、曲目に合わせて手を叩いたり、体を動かしたり、歌ったり、プロの音楽を伸び伸びと間近で楽しんでいただけたことと思います。
オーケストラでオーボエがチューニングの際に「ラ」の音を出しますが、赤ちゃんの泣き声も「ラ」の音なのだそうです。オーボエで「ラ」の音を出したら、お子様も同じ音程の声を出していました。
また、リードだけを吹いて赤ちゃんの泣き声を真似ていただいたのですが、それもそっくりでした。幼児に親近感がある音なのか、オーボエの演奏が始まると、音楽を感じようとする集中力を会場全体に感じました。
第二部「ファミリーコンサート」
50名ほどのお客様で、プログラムの途中、「ストローリード体験」を行なっていただきました。ストローの先端に三角の切り込みを入れて、咥えながら強く息を吹き込むことで音が出ます。これによって、ダブルリードの原理、オーボエの仕組みを理解できます。チャルメラや、雅楽で登場する篳篥(ひちりき)も、オーボエと同じ仲間に分類されるそうです。オーボエ奏者は、オーボエのリードを自作するのですが、リード作りにたくさんの時間をかけるとのことでした。
プログラム(★印は第二部のみ)
メヌエット(ベツォールト)
白鳥の湖(チャイコフスキー)
ストローリード体験★
きらきら星変奏曲(モーツァルト) ほか
参加者アンケートより
2歳の子どもでも楽しめる内容で、とても充実したコンサートでした。浅間さんのお人柄が伝わる温かい演奏でした。
オーボエを見たことはあっても、音色や演奏をあまり聞いたことがなかったので、子どもと一緒に聞くことができて本当に良かったです!子どもも「もう一回!」と言っていました。素敵な演奏をありがとうございました!また機会があれば参加したいです。
よく知っている曲で、本物の演奏を赤ちゃんと楽しめてよかったです。
生の演奏に子どもも釘付けで楽しめました。
オーボエとピアノの響きがとても美しく大人の私も楽しかったです。一歳の息子も知っている曲もあり、おとなしく聴いていました。途中手をたたいて喜んでいました。
プロのオーボエ奏者の日常(リード作成の日々)を初めて知り、とても興味深かったです。
とても楽しかったです!子どもがオーボエに似せて紙を丸めて笛を作っていました(笑)
ストローのふえ、おとがでてよかったです(5歳)
オーボエという楽器は知っていたのですが、見たことはなかったので、生で見られてよかったです。(12歳)
第一部「0歳からのコンサート」の模様が、J:COMで放送されました!
放送番組名:デイリーニュース江戸川
放送日時:2月12日(水)17:00~17:15
浅間さんの演奏の模様と、「子どもたちの感性を育むために、本物の舞台芸術鑑賞へ触れる機会を子どもたちに届けたい」という主催者インタビューが放送されました。
Comments